シェアハウス運営会社を決めたら、住むシェアハウスを探そう!
一人暮らしの物件探しのように立地や賃料はもちろん、シェアハウスならではの選び方のポイントをここでは紹介する。
探し方① 立地と最寄駅
仕事をしている人、学校に通っている人は立地が大切。まずは通勤通学しやすい沿線上から駅を決めていこう。
通勤通学時間は短ければ短い方がいい。30分以内であれば比較的ストレスなく生活ができるだろう。
その際に周辺施設も調べておこう。自炊や外食のために近くにスーパーやコンビニはあるのか、外食できる場所があるのか下調べをしておこう。
探し方② 何人暮らしのハウスに住むか
ハウス選びに重要なのはそのハウスに何人住んでいるのかだ。基本的に数人のハウスが多いが、最近は大規模ハウスも増えており多いところでは20人を超えるハウスもある。人数が多い分楽しさも倍増するが、逆にいえばトラブルも増加する。例えばこんなことが。
- 人数が多すぎて関係が希薄になりがち
- 掃除などのルールがきちんと守られずハウス内が汚い
- グループや派閥ができる
シェアハウス初心者は6〜10人のハウスをおすすめする。理由は以下の通り。
- ハウスメイトひとりひとりと関係を作ることができる
- ハウス内ルールなどの話合いの場を作りやすい
- リビングに集まる人の数は平均して3〜4人なので輪に入りやすい
外国人に英語を教えてもらうなど親密な関係が作れる6〜10人の中規模がおすすめ。ハウスメイトの生活リズムも把握しやすいし、トイレやお風呂の混雑も回避できる。極度の綺麗好きなら大規模ハウスは避けよう(笑)
探し方③ どの部屋に住むか
ここは長く住む上で最も重要なポイントになるので、リアルな部分も含めて詳しく紹介していく。
個室と共同部屋の特徴
個室はプライベートルームと呼ばれ、確実にひとりの時間を確保できる。家具・インテリアの位置なども自由だ。
共同部屋はドミトリーと呼ばれ、2〜4人でひとつの部屋を共有する。家具・インテリアの位置は決められており、配置換えは難しいだろう。パーテーションなどで部屋は区切られていない。
プライベートの有無についてはお分かりの通りだ。ドミトリーは修学旅行のようなワイワイ感を楽しむことができるが、それが毎日だったら…?少しイメージしてみよう。
入居者ひとりひとりに生活リズムがあるのだから、起きる時間も寝る時間も全く異なる。ひとりで泣きたい時も困るかもしれない(笑)
家賃の違い
ハウスによって異なるが大体の相場は以下の通り。
- 個室は6〜9万円台
- ドミトリーは4〜6万円台
賃料をとにかく安く抑えたいならドミトリーだ。お金に余裕がある人は個室もいいだろう。
ドミトリーの住み心地は正直なところ、シェアメイトによる
シェアメイトによって住み心地は大きく変わる。学生で数時間しか家を空けない人。仕事が忙しくて朝早く夜遅い人。フリーランスで働いていて家にいることが多い人。または引きこもりがちな人、ベッドの上で食事をする人、整理整頓ができない人など生活スタイルや習慣は様々だ。
もちろんシェアメイトは選べない。稀にだが、シェアメイトの入居がなくドミトリーなのにひとり部屋というラッキーパターンがある。ただし次の入居までの間なのでそれは短い夢だろう。
私のドミトリー体験談
私は1年間ドミトリー(2人部屋)に住み、残りの5年間は個室に住んでいた。当たり前だが暮らしやすさは個室の方が優れていた。
ドミトリーも最初は楽しかった(笑)その時のシェアメイトはアジア圏の大学生の女の子だった。卒業間近で卒論を書くのが忙しいとよく言っていた。学校に行くことは少なく、家や部屋にいることが多かった。英語や日本語がとても堪能で、母国語は別にあるけれど私によく英語を教えてくれた。とても有難かった。
私はあまり神経質な方ではないので、寝る時に少し明かりがついていても、ヘッドフォンから少し音漏れしていてもさほど気にしなかった。お互い様だから、特に大きな不満を持つこともなかったし不満を言うこともなかった。
しかしある日部屋でドライヤーをしていたところ、シェアメイトに不満を言われてしまった。私に配慮が足りなかったため反省した。しかしお互い様の部分もあったため、その日不満を言われたことで私の積み重なった不満が溢れ出してしまったのだ。少し険悪な日が続いた。
とはいえ大人なので喧嘩などしなかった。けれども「個室に引っ越したい」と思った大きなきっかけとなったことは間違いない。
結論!ドミトリーをおすすめする人
ドミトリーのマイナスの部分ばかり紹介してしまったが悪いことばかりではない。シェアメイトと気が合えば毎日が楽しくもなるだろう。ということでドミトリーをおすすめする人は以下の通り。
- とにかく賃料を安く抑えたい人
- ひとりが寂しい人
- 短期入居の人
- 外出が多く部屋いることが少ない人
- 神経質でない心の広い人
探し方④ 共有スペースと各部屋の設備
設備について、8人暮らしのハウスの一例だ。確認したいポイントは2つ。
共有スペース 高速無線インターネット/駐輪スペースなし/浴室(シャワー及び浴槽)1箇所/電子レンジ/鍵付ロッカー/炊飯器/テレビ/冷蔵庫/洗濯機/トイレ2箇所
各部屋 ベッド/机/椅子/高速無線インターネット/エアコン
まず浴室だが、上記のハウスには浴槽がある。シェアハウスには浴室なしのシャワールームだけのハウスも多いので気をつけよう(おそらく外国人は浴槽につかる文化がないからだろう)「浴槽ないないと困る!」という女子は浴槽付きを選ぼう。
トイレの数は見ておきたいポイントだ。10人暮らしでトイレが1箇所だったら、使用中のとき腹痛になったら困るだろう(笑)戸建てのハウスが多いので最低でも2箇所トイレがあると思うが念の為。
浴室・トイレに関わらず、入居者数に対して設備がいくつあるのかは確認しておこう。ハウスによって設備は異なるし、中には乾燥機がついてるハウスもあるのでよく確認しよう。
探し方⑤ 内見の申し込みをしよう
内見で実際にハウスや部屋の様子を見に行こう。
ボーダレスハウスでは内見はスタッフさんが同行してくれて、ハウスの雰囲気など聞き出すことができる。更にタイミングがいいと入居者と会えたり、入居者からハウスの雰囲気など生の話を聞くことができる。
内見を希望する場合、希望のハウスのWEBページから内見予約フォームを送ろう。ボーダレスハウスがフォームを確認後、スタッフと直接電話もしくはSkypeで内容を確認し予約完了となる。
内見希望日前日までに予約完了する必要があるため余裕を持って申し込みをしておきたい。ただし内見までに他者による入居申し込みが確定した場合は内見及び入居ができなくなる。
まとめ
以上が実際にシェアハウスに住んでいた私が考えるハウス選びのポイントだ。
シェアハウスに長く住むなら、立地や条件などをよく考えてハウスを選ぼう。ハウスメイトは選べないが、ハウスそのものは自分で選べる。立地、設備などのハード面はきちんと抑えておこう。
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