絵本を何歳から読み聞かせるか悩みませんか?
なんと最近では0歳0ヶ月の赤ちゃんを対象に作られた絵本が販売されています。
先日生まれた息子にモンテッソーリ絵本を読ませてみたので反応をレビューしていきます。
モンテッソーリ教育とは
モンテッソーリという言葉を耳にしたことはありますか?
モンテッソーリ教育とはイタリアのマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法です。
「こどもには自分を育てる力が備わっている」という自己教育力の存在がモンテッソーリ教育の前提となっており、こどもを科学的に観察し、そこから得た事実に基づいて開発されています。
特に重視されているのが、知的活動の基礎である五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)の発達です。
歴史ある教育法であり、現在ではモンテッソーリ教育を採用した保育園や幼稚園も増えています。
- 日本モンテッソーリ教育綜合研究所
https://sainou.or.jp/montessori/about-montessori/
赤ちゃんモンテッソーリの絵本
現在4種類の絵本が出版されていますが、私が購入したのはこちらです。
- 2019年11月10日発行(すばる舎)
- 作者 キアラ・ピローディ/アグネス・バルッジ
厚さは12mm、手の平強の大きさで持ちやすいです。
絵本って大きいものが多くて、添い寝で読ませる時に大変なのが私の悩みですが(笑)この絵本は軽くて持ちやすいです。
全20ページで、1ページが厚紙のように厚いので耐久性があります。ボードブック形式です。
ペラペラ紙の絵本だとページの端が折れてしまうのが嫌なんですよね。(几帳面なB型ですw)
多少赤ちゃんにペロペロされても耐えられます。
0歳0ヶ月の赤ちゃんに絵本がわかるのか
新生児の視力は0.01ほどと言われており、ほとんど見えません。
そして認識できる色は黒と白のみで、生後3ヶ月ほどになると赤が認識できるようになるようです。
こちらの絵本は黒・白・赤のみで構成されており、絵柄もとてもシンプルです。
大きな特徴は文字が一切ないこと。絵だけで構成されています。
そのため「読み聞かせる」のではなく「見させる」ための絵本になります。
赤ちゃんモンテッソーリの使い方
前述の通り、新生児の視力は非常に弱いので顔から20〜30cmのところで本を開きます。
時間をかけてページをめくり、ゆっくりと観察させてみましょう。
時には絵を指でなぞって「これは○○だね〜」「大きいね〜」と声掛けしながらがオススメです。
息子に読ませてみた反応
現在生後4ヶ月の息子に読ませてみた(というか見させたw)反応を月齢毎にまとめていきます。
生後0ヶ月
黒目の動きが止まるので見ているのかな?という感じ。表情や体に反応はなし。
生後1ヶ月
黒目が動き絵を見て楽しんでいる様子。手足をバタつかせて興奮する。
生後2ヶ月
気に入った絵があると凝視するようになる。鼻息をフンフンさせながら手足をバタつかせて興奮する。
生後3ヶ月
たまに本や絵に手を伸ばす仕草をするようになる。(偶然?w)

息子の反応を見ての感想
絵を見ながら手足をバタバタとさせ興奮する様子を見ると、喜んでいるまたは興味があるように感じます。
その証拠に絵本を閉じると興奮がおさまります。
絵柄がどうかというより、黒・白・赤のコントラストを楽しんでいるという感じです。
視覚からの刺激が想像力を養うことにつながればいいなと思い私は取り入れてます。
まとめ
月齢が低いと、なかなか絵本の読み聞かせって難しいですよね。
せっかく読み聞かせても反応がなかったり、そっぽ向いてしまうと、わかっていても何だか悲しいですよね(笑)
このモンテッソーリ絵本がこどもの成長にどう影響を与えるかは正確には測りかねますが、五感(ここでは視覚)を養うには持ってこいの絵本だと思います。試してみる価値アリですね♪
